品質基準としてISOとJISがあります。
ISOは海洋輸送の国際基準であり、JISは日本の建築基準に適合するラーメン構造です。
サイズはISOだと10~40フィートが多く利用され、コンテナ建築としては20フィートを基本ベースに、コンテナを連結してスペースを拡張することも可能です。
構造の違いを比較すると、コンテナハウスは重量鉄骨であり、ユニットハウスは軽量鉄骨です。鉄骨の太さが異なり、重量鉄骨は6mm以上あるものとされ、一方軽量鉄骨は6mm未満のものと規定されています。例えばISOコンテナはコンテナ船の海洋輸送に耐えうるよう全面の衝撃吸収強度が抜群で、20t以上の外部圧力にも十分耐えうる堅牢な特殊構造です。そのため、補強加工で強度を保ちながら壁面を自由に開口することができるのです。また、非常に気密性に優れているため、防音性能も高いのも特徴です。断熱材仕様により、さらに気密効果が増します。ユニットハウスははめ込み式の壁面なので、製品規格以外の開口デザインをすることができませんし、断熱材の体積容量にも限界があります。その分、価格の差もあるわけです。
財務省が定めた資産ごとの耐用年数である「法定耐用年数」を見ると、重量鉄骨と軽量鉄骨ではこの法定耐用年数に違いがあります。重量鉄骨を用いたコンテナハウスの法定耐用年数は34年と定められている一方、軽量鉄骨のユニットハウスは、その鉄骨の厚みにより耐用年数が分けられており、鉄骨の厚みが3mm以下のものであれば法定耐用年数は19年、4mm以上のものであれば27年となっています。耐久性に違いがあるものの、コンテナハウスもユニットハウスもその構造上、耐震性、耐火性に優れている点がメリットと言えます。
断熱材や遮熱塗装の効果度によって外気温の影響をかなり抑えることができます。
内装により一般の住宅と同じく1年中快適な空間となります。
さらに複層ガラスなどとの組み合せで、冷暖房の省エネ効果が期待できます。
基本的に12フィート以下のコンテナであれば、全ての建築物規制区域以外は移設できます。20フィートまでのサイズであれば、ユニック車積載で搬送できます。
だたし、設置場所のアクセス道路にユニック車が通れない道幅や高さの制限、ラフタークレーンの旋回ができない環境など、事前に調査。
その他、移設先の地面の傾斜や舗装状態によっては設置できかねるケースもあります。
バイオ処理トイレや貯水タンクタイプなど、上下水道がなくても設置が可能なユニット型トイレが設置できます。
上下水道が整備される環境であれば、コンテナの設計段階で、給排水の配管が接続できる仕様にできます。12フィートサイズでも、コンパクトサイズのキッチントイレなど、水回りを設置が可能です。
買取り保障契約はございませんが、購入いただいたコンテナハウスは、ご要望があれば査定にお伺い、買取り金額を提示させていただきます。ただし、撤去費や輸送費などは実費となります。
年に2~3回程度、設地部分やビス穴部分などに市販の防錆スプレーを塗布することで、良好な状態を保てます。
使用年数に関係なく、床や壁面の補修や張替えや外塗装の塗り替えなど、ご相談に応じ御見積させていただきます。提携している地元の施工会社が対応するので、安心してお任せください。